当院では、切らない痔の治療=ALTA療法を行っております。
有効成分を痔核内に投与(注射)することにより痔核を硬化/退縮させます。
この方法は、従来より手術が必要だった、「脱出する内痔核」についても効果があります。
痔核を切り取る手術と違って痔核の痛みを感じない部分に注射するため、
「傷口から出血する」、「傷口が痛む」等の身体的な負担が軽減されます。
脱肛をともなう内痔核の一部が、手術による切開なく、注射だけで治療できることが最大の特徴です。
[メリット]
- 入院の必要がないため、仕事を長期に休む必要がありません。
- 切開しないので痛みや出血が少なく抑えられます。
- 治療期間が短いので、身体的・精神的な負担が軽減されます。
- 保険適用の治療であり、入院費が必要ないので、経済的負担も軽減されます。
[デメリット]
- すべての脱肛する内痔核を治せる治療法ではありません。
- 約10%に再発を認めます。